第29回全国プログラミングコンテスト阿南高専受賞報告 – 阿南工業高等専門学校

第29回全国プログラミングコンテスト阿南高専受賞報告

吉田 晋(プログラミング同好会顧問)

 第29回全国高専プロコンが10月27~28日、阿南高専主管で、徳島市のアスティとくしまで開催されました。本校は課題部門で2案、自由部門で1案が予選通過し、競技部門と3部門4チームが出場しました。本校のプログラミング同好会メンバーは、主管校、地元徳島開催ということで入賞を目指して一丸となって取り組みました。

課題部門「ICT を活用した地域活性化」テーマでは、県南の市町村と連携した星空をテーマにした「StarGallery-素敵な星空を見に行こう-」という遠隔で天体望遠鏡と高感度カメラを操作可能で星空を配信できるシステムを完成させました。また課題2つ目のチームは、自然の山道を活かしたイベント支援システム「やまおくのほそみち-見張り灯籠で安心安全-」では、イベント参加者が持つBLEタグを検知して、参加者の遅れ情報を一覧できるシステムを開発しました。自由部門では、農家向け環境センサ活用システム「サーモマイスター-IoTでハウス換気判断支援-」を提案し、農業試験場と連携して完成度を高めました。本選では、学生達はプレゼンテーション、マニュアル審査、デモンストレーション審査それぞれぎりぎりまで練習を重ね奮闘しました。学生達の成果が評価され、課題部門は、「やまおくのほそみち」が優秀賞(第2席)と、日立製作所企業賞を、「StarGallery」がさくらインターネット企業賞を獲得しました。自由部門の「サーモマイスター」も特別賞(ベスト5)を受賞しました。

競技部門では、広い会場を活かしたフィールド上での占有陣地ポイントを競う陣取りゲームで、1チームは3名で,1名が司令塔となって戦術をプログラムで判断し、フィールド上の2名にカードやサインで指示して、より多くのポイントを獲得する対戦形式で行われました。競技メンバーは、今年こそ決勝進出、優勝を目指して開発と競技の練習を行って望みました。相手の動きを随時入力しながら最高得点を目指すアルゴリズムのプログラムの完成度が高く、予選を突破し、ベスト16、8と勝ち進み、準々決勝に勝ってベスト4、準決勝では、強豪校で今回優勝した仙台高専名取キャンパスに惜しくも僅差で敗れ3位となりましたが、阿南高専としては過去最高の成績を獲得できました。

競技部門、課題部門、自由部門の3部門でいずれも入賞、過去最高の成績を収めることができました。また、企業賞を含めて参加4チームが全て賞を受賞することができました。

今回は、阿南高専として初めて全国プロコンの主管校を担当し、本校の情報コースの学生と学生会およびボランティア学生の献身的なサポートと活躍により、参加された全国の高専、企業から高い評価をいただきました。参加した学生達は、貴重な経験ができ、今後も上位入賞を目指してチャレンジしていきたいと意気込んでいます。今後とも変わらぬ皆様からのご声援・ご協力よろしくお願いします。

図 1 参加全4チーム受賞 図 2 競技部門フィールド 図3 課題部門「StarGallery」 図4 課題部門「やまおくのほそみち」 図5 自由部門「サーモマイスター」

全国高専プログラミングコンテストのオフィシャルサイトはこちら http://www.procon.gr.jp/