阿南市事前復興シンポジウム(主催:阿南高専)にて本学学生が事前復興案等の発表を行いました。

 2024年3月6日に阿波銀行阿南支店にて阿南市事前復興シンポジウム(主催:阿南高専)を開催し、本学学生が100名を超える参加者の前で事前復興案や防災学習の成果を発表しました。

 


 シンポジウム①「富岡・中野島の事前復興デザインシンポジウム」では、5年 遠藤蒼太・滑川 由菜・美馬 好人、4年 野村侑世、2年粟田 倖太郎(令和5年度)が、中野島地区を対象とする事前復興案として「交縁」を発表しました。この計画案は、阿南市の沿岸部が津波による多大な被害を受けるため、事前に津波被害のない阿南インターチェンジ(仮称)周辺に新しい街を開発していくという計画案となります。計画地は那賀川の氾濫による浸水リスクがあるため、都市と都市とをつなぐ重要な道路の沿線を一定のルールのもとに高台の街を整備していく計画となっています。

 


 シンポジウム②「阿南市での防災地理部発足に向けたシンポジウム」では、1年 江本 将介・清兼 奈々美・三宅 康太・品川 仁歩(令和5年度)が、「陸前高田市の視察と復興デザインコンペへの挑戦」と題した活動紹介を行いました。夏休みに地元企業と共に陸前高田市を訪問し、被災者の声や防潮堤や街並みの整備を視察し、事前に対策をしていくことの重要性を強く自分の言葉で語りました。

 またシンポジウム当日には、日亜化学工業株式会社、西野建設株式会社、国土交通省四国地方整備局、徳島河川国道事務所、那賀川河川事務所、徳島県、阿南市、徳島県災害派遣福祉チームDWAT、地元自主防災組織等の関係者による発表やポスター展示、東京大学、徳島大学、香川大学、愛媛大学、豊橋技術科学大学、熊本高専、都城高専、阿南光高校、那賀高校、八幡浜高校、阿南中学校の教員、学生・生徒による発表やポスター展示が行われました。これらの記録映像やポスターは特設ページに公開しましたので、ぜひ、ご覧いただけますようお願いします。

阿南市事前復興シンポジウム(2023年度)ホームページはこちらから

2024年4月30日