キャリア支援室

新着情報

【キャリア支援室】令和6年度大学編入学・専攻科進学説明会を実施しました
本科3年生対象「スーツ着こなし講座と女子学生のためのメイク講座」を開催しました。
【キャリア支援室】令和5年度九州工業大学工学部大学編入学説明会
本校卒業生による長岡技術科学大学 情報・経営システム工学分野の説明会を実施しました
企業研究セミナーを開催
【キャリア支援室】令和5年度豊橋技術科学大学編入学説明会
【関係企業のみなさまへ】令和5年度 企業研究セミナーの開催について
【キャリア支援室】令和5年度大学編入学・専攻科進学説明会
【キャリア支援室】阿南高専専攻科小論文対策講座
早稲田大学理工学術院が編入学推薦制度(指定校推薦)を新設 本校電気コース・化学コースが対象に

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就職支援イベント

キャリア支援室では年に1度企業研究セミナーを開催しています。約300社ほどの企業が参加し、本科4年生や専攻科1年生中心に企業の方から社風や特徴など説明を受けています。また、インターンシップでは企業のみならず、大学の研究室に訪問できます。就職担当教員との面談は対面・オンラインどちらでも受け付けています。

◆令和5年度 企業研究セミナーについて◆

◆令和5年度 インターンシップについて◆

◆就職担当教員との面談◆

卒業生の進路

卒業生の約7割が就職し、約3割が大学に編入したり、専攻科に進学したりします。高専の進路の特徴は「幅の広さ」です。
就職では、地元企業や有名企業まで県内県外問わず、学生が希望する会社に就くことができます。大学生の就職活動は数十社の採用試験を受け、複数回の面接を受けることが一般的ですが、高専生の就職活動は学校推薦で就職する学生がほとんどで、学生によっては1社、面接も1回のみ受けて内々定をもらうことがあります。短期間で就職活動を終了できるので、卒業研究や課外活動に時間を多く取ることができます。
一方で、進学では、国立大学に編入する学生がほとんどで、近隣では徳島大学や岡山大学に編入する学生が多く、高専に特化した大学である豊橋技術科学大学や長岡技術科学大学に編入する学生も多数います。最近では専攻科に進学し、その後国立大学大学院に進学する学生もいます。

(1)本科5年間 → 就職
卒業生の約7割が就職します。本科3年生から企業研究セミナーに参加し、低学年から就職に対するモチベーションを高めています。卒業生とのつながりをフル活用し、OB・OG訪問など行い、普段の説明会では聞けない話を聞くことができたりします。
(2)本科5年間 → 大学3年次編入2年間 →(大学院修士課程2年間 → )就職
卒業生の約2割が大学に編入します。大学編入学試験は大学入試と違い、比較的受験科目数が少ないです。学力入試では数学、物理、英語、専門科目などの筆記試験があり、理系科目に特化しています。理系科目や専門科目が好きな学生や得意な学生にとって有利になっています。また、推薦入試では筆記試験がなく、調査書や面接(口頭試問)だけで合否が決まり、日々の高専での学習の成果が推薦入試に反映されます。大学によってはカリキュラムの関係上、2年次編入になる場合もあります。最近では学部卒業後に大学院へ進学する学生が増えてきています。
(3)本科5年間 → 専攻科2年間 → 就職
卒業生の約1割が専攻科に入学します。専攻科を卒業すると学士の学位を取得でき、四年制大学を卒業したことと同等の扱いになります。学士を得ることで、本科では就職が難しい企業や、より専門的な研究・開発の部署に就職できることがあります。専攻科卒では初任給が本科卒に比べて平均で2〜3万円ほど高くなります。
(4)本科5年間 → 専攻科2年間 → 大学院修士課程2年間 → 就職
専攻科から大学院へ進学する利点は、本科5年生から修士課程まで含めると合計5年間も研究に打ち込めることです。場合によっては、専攻科の研究テーマをそのまま大学院でも引き継ぐことができ、長期的に一つの研究テーマを突きつめることができます。

 

キャリア支援室の組織と沿革

阿南高専のキャリア支援室は平成18(2006)年の10月に阿南高専におけるキャリア支援の中核をなす組織として発足しました。各コースから①キャリア教育担当教員(インターンシップ担当兼任)、②コーオプ教育担当教員、③就職担当教員、④進学担当教員が選任されて、適宜学生の進路に関する情報を共有し、企業・団体や大学等との窓口を担っております。

キャリア支援室の主な業務は次の3つです。

①キャリア教育プログラム(ACE)を推進し、インターンシップや各種セミナーを通じて学生の職業観を養成する

②ものづくりエリート養成コーオプ教育プロジェクトに参加できる体制を維持する

③進学希望者への情報提供や特進セミナーなどの支援を強化する

1.キャリア教育・インターンシップ・就職支援

1-1 キャリア教育

阿南高専キャリア教育プログラム(ACE)を実践中です。

1-2 インターンシップ(本科・専攻科)

たくさんの企業・団体のご支援で20年以上の実績があります。

1-3 就職支援

OB・OG講話や企業研究セミナーを開催しています。

2.コーオプ教育

ものづくりエリート養成コーオプ教育プロジェクト

阿南高専のコーオプ教育プロジェクトでは主に3年生と4年生を長期休み(夏休みおよび冬休み)の期間に就業(企業から給与を受給)し、企業内における様々な問題に対応できる力を養成するものです。北米の大学で行われているコーオプ教育を参考にして、本校の実情に合わせた形で発展させた形を取りながら、学生が企業と学校で交互に学びながら成長する手助けをしております。教育界からの評価も高く、プロジェクト修了生は自信をもって世の中に出られると好評です。

主な特徴として次のようなことが挙げられます。

①ミスマッチを減らすための説明会や事前面談の実施

②学年進行に合わせた難易度の設定

③担当教員による就業状況の視察や企業側担当者との面談

④成果発表会の実施と優秀者への表彰

3.進学支援

本科卒業生の約3割が国公立大学や本校の専攻科を中心に進学・編入学をしています。大学への編入学制度はそれぞれの大学が認めた正規のルートではありますが、大学受験を経由しないために、余裕のある高専生活を送りながら大学へ進むことができます。また専攻科生は卒業後に大学院に進学することができます。卒業生のほとんど100%が就職・進学を成就していることからも、卒業生が企業や大学で高い評価を得ている証拠のひとつであると自負しています。