HIGASHIDE Mai東出 真依
卒業学科:創造技術工学科化学コース
卒業年:2023年
勤務先:日亜化学工業株式会社
入社年:2023年
配属先:品質評価技術センター
卒業学科:創造技術工学科化学コース
卒業年:2023年
勤務先:日亜化学工業株式会社
入社年:2023年
配属先:品質評価技術センター
LEDの開発品評価をしています。低温や高温の温度環境での光の明るさや色、波長等、その他たくさんの項目を評価しています。温度特性や電気特性を設計部署等の他部署にフィードバックし、製品の実力をより良くする為には必要な業務です。
4年次から日亜化学のインターン(web)には積極的に参加していました。コロナ禍ということもあり実地での開催がありませんでしたが、会社を知る為に沢山情報収集することを心掛けていました。その際に品質評価という仕事を知り、間接的ではあるけれど必要不可欠な部署で、製品の品質を支え企業に貢献する業務に興味を持ちました。
入社二年目でまだキャリアを積めておらずプロジェクトや業績もありませんが、自分の将来なりたい姿を想像しつつ、経験してスキルアップしていきます。
女性は産休・育休で働けない期間があり、周りと差がついてしまうことが課題だと思っています。技術者として違う見方をすれば、スキルを身に付けていることで産休・育休の復帰後も職場ですぐに即戦力として活躍できます。
今後キャリアを積んでいくために、沢山経験していくことが予想されます。実現に向けて真面目に仕事をこなしていくスキルをつけていきます。
沢山メモを取って、後で見たときに理解できるようにノートにまとめています。後から何度も分からないことがある度に見返して書き足して、日々勉強しています。
日亜化学は、産休・育休等の取得しやすさや出産育児手当などの支援が充実しています。最近は、男性が育児休暇を取得することもよく聞き、更に女性社員が休暇を取りやすい環境になってきていると感じます。
また、配属先である品質評価技術センターは、女性が多いため子育て経験者も多く、育児休暇や時短勤務に理解のある職場環境です。近くに女性が沢山いることで、自分の将来をより具体的に想像しやすく、将来的にも働きやすい環境です。
体調不良で急なお休みを頂いた際には同僚の方々がフォローして下さっています。また、子供の急な体調不良で休まれている方がいれば周りで業務を分担してお互いに助け合っています。
実際に働いている幅広い年齢層の女性技術者に話を聞くような機会を作ることです。
私もそうであったように、学生のうちは女性が長く技術業界で活躍する想像がつかないことが課題だと思います。想像がつくことで、女性技術者が増えることに繋がると思います。
今はまだまだ技術者として未熟で勉強途中ですが、数年後には、評価の知識がしっかりある中堅社員として活躍したいです。目標に向かって様々な経験を積んで知識を増やし、日々勉強していきます。
私は、中学の頃から理科が得意でした。
進路を決めようと考えていた中学二年の頃に、阿南高専の文化祭で炎色反応を利用した線香花火を作る体験しました。元素によって違う色の炎が現れ、感動したことを今でも覚えています。実験の楽しさを体験し、もっと学びたいという気持ちで阿南高専を目指すことを決意しました。(また、高専は専門的な知識を5年間のカリキュラムを通して学ぶことが出来ます。大学で学ぶよりも、早く、若く戦力になれる。そして非常に高い就職率でもあり、進学の選択肢もあることから在学中に自分に合った進路をゆっくり見定めることが出来ることが決め手になりました。)
私が高専で学んできた化学の内容を実際の仕事でしっかり活かせたとは入社二年目の今感じていません。しかし、経験を積むうちに少しずつ評価について理解が出来ていることにやりがいを感じています。分野の違う業務内容ですが日々勉強しながら精一杯頑張っています。
化学コースならではの週一回の実験が楽しみでした。
実験レポートやテストなど、分からないことも沢山ありましたが、友人と話し合ったり、教員室に聞きに行ったりして理解を深めていました。
本科1年から3年までの現役時代は特にソフトテニスに力を入れていました。2年次にはキャプテンを任され、4,5年次には目標であった全国高専大会に出場することも出来ました。
諦めないことです。分からないこともこれから沢山増えてくると思います。しんどい時こそ成長出来るチャンスだと思って踏ん張れるようなスキルを持っていると、どこに行っても活躍出来る大人になれると思います。
休日は仕事の疲れを回復できるように、ゆっくり昼寝をしたり、高専時代の友人と遊んだり、趣味のお菓子作りをしたりしています。週末はしっかり自分の時間に使って、月曜からはまた気合いを入れて頑張るようにしています。
私は、勉強や部活、人間関係などすべてにおいて高専を選んだことを後悔していません。
女性技術者という選択肢を与えてくれる高専で、よく学び、沢山経験をして社会人になっても活かせる技術を身に付けられるよう、頑張って下さい。応援しています。