各入学者選抜検査における合理的配慮の提供について

【合理的配慮について】
 阿南工業高等専門学校では,「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」「文部科学省所管事業分野における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応指針」及び,「独立行政法人国立高等専門学校機構における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応要領」に則り,障害等による支援ニーズのある学生に対して,受験上または修学上の合理的配慮の提供を行っています。

 入学者選抜検査において障害等を理由とした合理的配慮の提供を希望する者は,早めに阿南高専学生課教務係までご相談ください。
 なお,合理的配慮の提供には準備に時間がかかることもあるため,各入学者選抜検査の入学願書提出期限の一か月前までにご相談いただけますようお願いします。
 入学願書提出期限間際での相談及び申請では準備期間が短くなり,希望する合理的配慮を受けられず,安心して試験を受けられなくなる可能性があることに注意してください。
 また,必要に応じて生徒,生徒の保護者及び,在籍する学校関係者に対し,相談された内容について確認・質問する場合がありますが,合理的配慮に関する申請及び問い合わせ内容については,各入学者選抜検査の合否判定には一切影響ありません。

【合理的配慮提供の根拠となる以下の資料の提出について】
  入試の公平性担保のために必要となる根拠資料
  ※文部科学省「障害のある学生の修学支援に関する検討会報告(第二次まとめ)」によって示されている資料
   1)障害者手帳の種別・等級・区分認定
   2)適切な医学的診断基準に基づいた診断書
   3)標準化された心理検査等の結果
   4)専門家の所見
   5)中学校,特別支援学校中等部等入学前の支援状況に関する資料
   6)本人が自らの障害の状況を客観的に把握・分析した説明資料等が該当します。

 ※根拠資料に関しては,提出の要不要に関しても入試担当窓口までご相談ください。
  ご提出いただく根拠資料としての要件を満たしているかどうか,担当係において確認いたします。
  満たしていない場合は,その理由を明示したうえで再提出を求めることがあります

【お願い】
 入学後に修学上の合理的配慮が必要な場合には,合理的配慮提供のための準備を十分に行うために,出願前の可能な限り早い段階で「事前相談」を受けられることをお勧めします。
 入試後,または入学後に合理的配慮に関して初めて申請なさると,修学に必要な支援を十分に受けられなくなる可能性があります。
 なお,事前相談を受けられても,入学者選抜検査の合否判定には一切影響ありません。