寮生の指導・支援
1、2年生が生活する建物の各階には、1~2名の役員寮生(後輩の面倒を見る3年生以上の寮生;自ら立候補し、役員寮生長や寮担当教員が面接して決定)が同じように生活しています。寮生活で教えてほしいこと、規則についてわからないことなどが出てきたり、体調が悪くなったりすると、まず、この役員寮生に相談することになります。彼らは、自発的に自分の時間を割いて後輩の面倒を見ています。
役員寮生がその問題を解決できない場合は、ただちに役員寮生から寮担当教職員に連絡し、役員寮生と教職員が協同で問題解決にあたります。
寮担当教職員とは、寮務主事(教員;校長補佐)以下7名程度の教員と、3名の事務職員です。寮担当教員を中心に、教員が宿日直にあたり(宿直2名、日直1名)、役員寮生などと連携して寮生を指導・支援しています。宿直教員は必要に応じ夜の巡回を実施、寮担当教職員は朝の巡回をしています。
寮生指導記録と指導通知,学寮保護者懇談会
もし寮生が規則に違反した場合、役員寮生や寮担当教員から指導され、それは記録に残されます。 これは、いつどんな違反をしたのかを明らかにすることで、その寮生が自立できるように支援することを目的としています。違反が重なり過ぎると寮を出なければならないので、指導内容に応じて寮生への指導及び保護者へ連絡・面談を実施します。寮生が成長できるように、役員寮生や教職員、そして保護者が連携して指導することを目的としています。
これ以外には、年2回、学寮保護者面談会を開催(担任教員との面談と同日開催)し、保護者の方からのご相談に応じています。もちろん、同面談会以外でも、随時、寮事務室にお問い合わせいただくことができます。
寮生目安箱について
明正寮では,学生支援システム(manaba)により,以下2つの寮生から意見・要望等を聞く機会を設けています。(寮生目安箱)
いただいた意見,要望等について,寮務委員会委員(寮務主事含む全寮務管轄教員)及び事務職員が連携して対応します。
・寮生目安箱(意見等)
この目安箱では,寮生の皆さんから「こうすればもっと寮が良くなるのではないか」,「ここを改善してほしい」や,「こんなイベントがしたい」といった意見も含め,広く寮生の想いを集めます。
・寮生目安箱(いじめ・嫌がらせ・迷惑行為)
この目安箱では現在「いじめ・嫌がらせ・迷惑行為」を受けている寮生,または見かけたことがある(聞いたことがある)寮生の情報をお知らせください。
いじめや嫌がらせ行為については,寮生への面談や事実確認を慎重に行い対処します。また,いじめや嫌がらせ行為が確認された場合は,寮務委員会において指導(処分)を審議し,厳正に対処します。
【いただいた情報について】
・manabaで記述した内容は,他の寮生から見ることはできません。
※寮務委員会教員,事務職員,記述した本人のみ記述内容を確認できます。
・個人情報やプライバシーの保護に留意して取り扱います。