建設コース5年生 環境実験の野外実習 (佐那河内キャンプ) を実施

8月20日、21日に佐那河内村のいきものふれあいの里自然センターにて環境実験野外実習 (佐那河内キャンプ)を実施しました。
この実習は荒廃する里地里山の保全・管理方法を学ぶ機会として毎年実施しており、自然センターの大原先生をはじめ多くの講師の先生方から佐那河内の現状についてお話しいただいています。
今年はセンター周辺で自生する多くの植物を葉っぱの構造から種を同定する手法を学んだり、夜間に夜行性の動物、昆虫を観察する観察会などを実施しました。

また徳島県猟友会青年部の上野先生にご講演いただき、シカ、イノシシ、サルが増える事で農作物が荒らされている現状、木の表皮が食べられ木が立ち枯れする現状などについてお話いただきました。
また実際にイノシシを捕まる罠や狩猟後にシカやイノシシを分解する装置などを見学しました。
キャンプの夕食には上野先生が前日に猟銃で捕獲していただいたシカの肉を使ってカレーを作りみんなで食べました。

かつては人間が森に入り込み、生活の全てを山に頼っていた頃と比較して、ガス、水道の行き渡る現在になり、里地里山は人の手が行き届かず荒廃しています。
建設技術者としてもこうした問題をしっかりと認識し、多様な生態系を維持しつつも貴重な生物資源を守れる技術者になってほしいと願っています。