生物多様性の保全と活用に関する阿南高専-阿南市連携事業が、「阿南市環境保全推進功労者」として表彰されました

第1期(2012~14年)には「阿南市生物多様性ホットスポット」を6ヶ所選定し、保全と活用のネットワークを構築しました。第2期(2015~2017年)には、伊島のササユリの保全活用のしくみづくりを実践し、島内外の多様な主体で構成する「伊島ささゆり保全の会」の設立および運営を行いました。その事業内容は、「国連生物多様性の10年日本委員会」によって連携事業として認定されました。第3期(2018~現在)では、いままでの活動を継続しつつ、市町村では四国初となる「生物多様性あなん戦略」を策定しました。今後も、阿南市環境行政の指針となる「環境基本計画」を改定する予定であり、西日本有数の環境先進都市としての歩みを官学連携の枠組みで進めています。

担当:大田 直友(代表、化学コース)、川上 周司(建設コース)、東 和之(技術部)、坂本 真理子(研究員)

連携事業概要