公開講座「九九の糸かけ」を開催しました

県内の多くの小学校で夏休みが始まった7月22日(木・祝),小学校1~3年生を対象に,公開講座「九九の糸かけ」を開催しました。

「九九の糸かけ」では,10か所の印を付けた板をつかって,九九にあわせて毛糸をかけていきます。

まだ九九を習っていない子ども達にも分かりやすいように,「数」の妖精を呼び出す不思議な呪文として九九を位置づけ,1の段から九九を読みながら糸掛けを行っていきました。

2の段,3の段と進めるうちに,異なった糸の形状が現れたり,同じ形状が現れたりと,子ども達は不思議がりながらも,夢中になって糸かけを行っていました。
多くの子ども達が,段ごとに毛糸の色を変え,この世に一つの美しい数の妖精(パターン)が現れていました。

 

 

この糸掛けの板は,阿南高専の学生たちがつくったものです。糸掛けの後に,実習工場も見学していただき,機械工作についても学んで頂きました。