硬式野球部学生による観覧用スタンドの修繕

 本校4年生の硬式野球部学生が、野球場バックネット裏に設置されている観覧用スタンドの修繕を行いました。
 本観覧用スタンドは、本校硬式野球部OBの方から寄贈していただいたものであり、長年使用していましたが塗装が剥げ錆も酷くなってきていました。このまま放置すれば朽ちてしまい使用することができなくなるところでしたが、硬式野球部の4年生がユニフォームを作業服に、バットを刷毛とパットに替え、錆を落としたのち錆止め塗装を行い、本塗装をして修繕を行いました。彼らは、昨年度は防球ネットの修繕を実施しました。機械コースで学んできた知識や技術を生かして、錆で朽ちた箇所を溶接で繋げ、新たに穴をあけてねじ切りをするなどし、実践力が身につきました。
 本美化活動には、機械コース4年生の松本颯さんが、計画から段取りおよび作業までを、リーダーシップを発揮し実施してくれました。一部、錆が酷くて錆落としに苦慮していましたが、これまで甲子園を目指して毎日練習していたことを懐かしく思いながら、またスタンドから応援してくれた両親や友人などに感謝しながら、最後まで仕上げることができたと話していました。

<修繕前>

<さび止めを塗ったスタンド>

<塗装後>