国際大会「2022SMART-U18&Open」でベスト8進出

 SMART(スマート移動型&自律型ロボットトーナメント:Smart Mobile & Autonomous Robot Tournamentの略称)には,3つのカテゴリー(U15,U18,Open)があり, U18&Open大会が2022年11月26日(土)にZoomを使った遠隔ライブ形式で開催され,YouTubeでもライブ配信されました。U18には日本とマレーシアから28チーム106名,Openには14チーム55名の参加がありました。
 この競技会は,22年前から開催されているLEGO Mindstormsを使ったロボット競技会で,国内では最も歴史のある大会です。
今年の競技課題名は「Robo delivery」です。競技時間(3分間)内に,与えられた 12 個のピンポン玉を競技フィールドに配置された 12 個のプラカップの中に届ける競技です。プラカップの種類(底の色:透明,緑)により得点が異なります。競技の勝敗は,競技時間終了またはプルオーバー宣言による競技終了後の獲得得点で決まります。
 本校からは,U18に「Tottokoregotaro-NEO -佐野美幸さん(2年),原田真希さん(2年),森上紗英さん(2年)他-」,「Strawberry Butter -仲田大悟さん(1年),山田琉真さん(1年)-」,「serviceare -朝景友絆さん(1年),佐々旺太郎さん(1年)-」,一般部門に「LEGO te 200 color an’nenn-江口魁人さん(5年),坂井卓さん(5年),添木佑翔さん(5年)-」の4チーム11名がエントリーしました。
 試合は両部門ともトーナメント形式で行われましたが,マレーシアのチームは国内予選を勝ち抜いた強豪揃いで,初戦からどのチームもレベルが高く,勝ち抜くのが非常に難しい大会でした。そのため,「Tottokoregotaro-NEO」,「Strawberry Butter」,「serviceare」の3チームはいずれも初戦敗退と言う残念な結果となりました。一方,「LEGO te 200 color an’nenn」は練習通りの安定した動きで最高ポイントを獲得し,インドネシアの大学との初戦を見事に突破しました。このまま順調に勝ち進むと誰もが期待していたのですが,フィールドに魔物が棲んでいるとはこのことでしょうか,2回戦でまさかの機体トラブルに見舞われ,残念ながら敗退しました。
 今大会では,それぞれ目標としていた結果は得られませんでしたが,反省や課題が見つかりました。学生たちにはこの経験を活かして,さらに成長してくれることを期待しています。
 今後も引き続きご支援いただきますよう宜しくお願い致します。