阿南高専×東京大学の学生による小さな事前復興プラン発表会の開催と阿南市役所への模型の展示について

 今後30年以内に70~80%の確率で発生すると言われている南海トラフ地震では,徳島県阿南市にも多大な被害を受けることが予測されています。徳島県阿南市に位置する阿南工業高等専門学校では,令和4年度から,地域連携・テクノセンターに防災環境研究部門を設置し,事前復興・防災に関する研究を推進しています。また,令和4年度事前復興推進事業補助金(事前復興・地域マイクログリッド融合事業補助金/徳島県),事前復興推進補助金交付事業(阿南市)からの補助を受け,東京大学大学院工学研究科羽藤英二研究室と連携し,阿南市内の富岡町領家地区,中野島地区,橘・鵠地区,桑野地区)の地域住民を対象に事前復興まちづくりに関する取り組みを行ってきました。
 その成果として,2023年2月19日(日)に阿南市役所にて,学生たちによる小さな事前復興プラン発表会を開催しました。市民の皆様や行政関係者など約85名にご参加いただき,学生が考えた各地区の事前復興プランについてプレゼンテーションをした後に,計画案の魅力や課題についてのワークショップを行いました。