高度情報教育(数理・データサイエンス・AI教育等)のための国内有数の演習設備を導入しました!

 第4次産業革命における社会構造の転換期を迎え、ディジタルトランスフォーメーション(DX)人材の育成が急務となっており、本校では数理・データサイエンス・AI教育プログラム(MDASH)リテラシーレベルの認定を受け、専門分野に縛られない分野横断的な情報処理教育を実施しています。
数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)

 さらに、令和5年度大学・高専機能強化支援事業(高度情報専門人材の確保に向けた機能強化に係る支援)」にも採択され、全校を挙げて高度情報人材の育成プログラムの充実に力を入れています。
阿南高専高度情報プログラム

 総合情報処理室では3つの演習室(コンピュータ・ルーム)を整備・運用し、情報リテラシー、プログラミング、CAD/CAMなどの情報教育全般を支えています。今回、新たに高度情報教育基盤として、学生が校内どこからでも自由に使える並列演算およびGPU演習システムを導入しました。この演算性能は全国高専でも最大規模のものです。

              

●総演算性能: 101.97 TFLOPS
  ○並列演算演習ノード(3台)
   ■CPU:物理64コア/128論理スレッド
   ■主記憶容量:1,024 GB
  ○GPU演算演習ノード(2台)
   ■NVIDIA A100 (80GB) 4基
   ■CPU:物理32コア/64論理スレッド
   ■主記憶容量:768 GB

 これによりデータサイエンス・データエンジニアリング・AI教育の実践的プログラムの開発が大きく進展することが期待されます。

2023年11月28日