全国高専プログラミングコンテスト課題部門で特別賞を受賞!

 令和6年度の全国高専プログラミングコンテスト本選が2024年10月19日(土)~10月20日(日)に奈良県のなら100年会館で開催されました。阿南高専からは課題部門2チーム、競技部門1チームがそれぞれ書類審査による予選を通過し、本選に出場しました。本校は課題・自由部門において2012年度以来13回の連続本選出場を果たしており、この記録は全国の高専63校中3校のみが達成している快挙です。
 阿南高専の課題部門チーム「POOI-デジタル投票式ゴミ箱-」は、QRコードを用いたシンプルな仕組みによってポイ捨てを減少させる画期的なシステムを提案しました。当日の審査では、情報コース3年生の泉 創太さんを中心としてプレゼンテーションやデモンストレーションを披露し、プレゼンテーションの完成度の高さに加え、ポイ捨ての防止とゴミ箱の管理のスマート化、さらには一般企業のマーケティングまでをも巧みに融合させたアイデアが高く評価され、最優秀賞、優秀賞に次ぐ特別賞を受賞しました。阿南高専は課題部門で2年連続の特別賞受賞となりました。
 課題部門チーム「節電だョ!全員集合-節電の実践と情報提供で意識を高めるシステム-」は、IoTデバイスによる節電状況の見える化を応用し、節電活動を学生主体の競技イベントとして実施することで学生に節電意識を効果的に啓発するシステムを提案しました。当日の審査では、情報コース4年生の木下 陽平さんを中心としてプレゼンテーションやデモンストレーションを披露し、敢闘賞を受賞しました。
 競技部門では、文化財の修復をモチーフにした型抜きパズル形式の競技が行われ、抜き型(修復道具)をボード(修復前の文化財)に適用し、いかに少ない手数で最終盤面(修復後の文化財)を完成させられるかを各チームが競いました。本校からは情報コース2年生の米積 悠翔さんを中心としたチームが出場し、独自に考案した探索アルゴリズムを駆使し、健闘しました。

              

                         

2024年10月22日