JICA 2022年度 国別研修によりマレーシアのADTEC(上級技術訓練センター)より研修員6名を受け入れ,本校にて研修が実施されました

 令和4年10月20日(火)から11月1日(火)の間,JICA(独立行政法人国際協力機構)の2022年度 国別研修「工学・技術教育に関する日本の高専手法の導入への協力」を目的にマレーシアから6名の研修生を本校に受け入れ,研修を実施しました。
 本研修はマレーシア人的資源省の科学技術者教育機関であるADTEC(上級技術訓練センター)と日本の高専間の教員及び学生の交流等を通じ,高専教育の有する技術者教育のノウハウや先端技術教育のマレーシアへの展開を目的とする国際協力事業の一環として実施されました。
 研修員たちは蛍光セラミックスの合成・評価に関する実験や金属材料の非破壊試験に関する実験などの専門分野を学んだほか,本校の研究室や教育・研究施設,そして授業の視察はもちろん,企業や県南地方の見学も行いました。また,本校教員・学生とも意見交換を多く行いました。研修最終日の11月1日には報告発表会が実施され,研修を通じて得られた高専教育の特長やマレーシアADTECでの適用について個々に発表があり,活発な議論がなされました。

<蛍光セラミックスの合成・評価>

<金属材料の非破壊試験>

<報告会>

<閉講式>