事前復興シンポジウムの開催について

 阿南高専の位置する徳島県阿南市は、今後30年以内に70~80%の確率で発生するとされる南海トラフ巨大地震により、多大な被害を受けることが予測されています。阿南市富岡地区や中野島地区では津波被害に加え、河川洪水等の被害も予想されています。こうした災害を軽減させ被災後にも早期に復興できるよう、2022年度に引き続き、高専(阿南・高知・熊本・都城)、大学(東大・徳大・香大・愛大・豊橋技科大)、防災科学技術研究所などの研究者や学生、阿南市内外の中学生、高校生、市民が連携し、事前復興に関する発表を行います。

日時:2024年3月6日(水)14:00~18:30(途中参加・帰宅可能です)

場所:阿波銀行阿南支店2階セミナールーム(阿南市富岡町トノ町49-6)

内容:「 阿南市事前復興シンポジウム」は3つのシンポジウムと、ポスターセッションからなります。

シンポジウム①「富岡・中野島の事前復興デザインシンポジウム」
          2022年度に引き続き東京大学と阿南高専の学生が富岡地区と中野島地区の事前復興デザインを発表し、事前復興の進め方について議論を
          します。
シンポジウム②「阿南市での防災地理部発足に向けたシンポジウム」
          愛媛大学・東京大学と一緒に防災学習に取組む全国の中学、高校の事例報告と、阿南市内の小中高との連携を考えます。
シンポジウム③「緊急災害対策派遣隊等がみた能登半島地震に学ぶシンポジウム」
          能登半島地震の被害を報告頂き、阿南での減災に向けて事前に取り組むことを行政と市民が共に考えます。
ポスターセッションでは、学生と社会人が2023年度に阿南市などをフィールドとして研究や活動した成果についてポスター展示を行います。

詳細は特設ページよりご覧ください。なお参加費無料、事前申し込みは不要です。当日会場へお越しください。
事前復興シンポジウム特設ページはこちらから

 本事業は、「理工系人材の早期発掘とダイバーシティ型STEAM教育強化」、「総合知を活用したインフラ整備による平時・災害復興時の産業・民生シミュレーション開発」の一部として実施します。

2024年2月13日