d.KOSEN

「問題提起→試作→検証」のサイクルを素早く繰り返す。高度なプロトタイピングにより従来の専門技術だけではない。多視点性を持つイノベーティブな人材育成プログラムを構築する。
地域課題を共創的に解決することで地域貢献体制の高度化を図る。

VDI

第4次産業革命をリードする創造的・実践的な情報活用エンジニアを育成
VDIとLMS(Learning Management System)を活用して、地元小中学校のプログラミング・セキュリティ教育を支援。

TL

トランスフォーマティブ・ラーニング(TL)

を通した未来創造型エンジニア育成プログラム。

TLとは?

プログラムのねらい

グループワークや地域企業、大学との共同教育、および学生生活の全ての場面を活用し、「コミュニケーション力」「チームワーク力」「責任感」「自主性」等、分野横断的能力(社会人基礎力)を修得するとともに、それらの活動を通じて、自らの強味と弱味を知り、自ら変革することを恐れず、困難に立ち向かっていくことのできる人材を育成する。
入学時から毎年、分野横断的能力の育成を目的とした特別授業を開講し、クラブ活動や寮生活など経験していない学生を含め、すべての学生が自らの可能性に気づく機会を提供する。

ステークホルダーからの視点

「①新卒者に求めるスキル」は企業が高専生に求めるコンピテンシーを特定した結果であり、「コミュニケーション」が最上位となっている。
一方「②入社後に伸びにくい能力」は入社後に実務経験を積むことで向上するコンピテンシーランキングを示しており、これら2つの結果をあわせて考えると、「主体性」と「責任感」を入社前に備えておいてほしいと考えている事がわかる。

TLカリキュラム

学年が進むにつれてより高度な演習を実践する。
1~2年では同クラス内のワークが中心。
3年以上は他の専門コースの学生と混成チームを結成し、高度な課題に挑む。
5年生では異分野融合テーマの卒業研究に取り組む。様々な得意分野を持つ学生が集まり、地域企業や自治体の抱える問題に工学的視点から取り組むなど、デザイン思考教育と高度に融合させ、従来の高専にない先進的な教育プログラムを構築する。

先進的学習環境設備
創造性を刺激する。
アクティブ・ラーニングスタジオ

可動式の机、椅子、移動式ホワイトボードを備え、グループワークに適した教室とした。

プロトタイピング・ファクトリー(仮称)

学生が自由に利用できる3Dプリンタを3台設置。
思い立った時に試作できる環境を構築。