国際大会「2021年SMART-U18部門・一般部門大会」でベスト4進出

 昨年,新型コロナウイルス感染症の影響により中止となったSMART-U18部門・一般部門大会は,2021年11月13日(土)にインターネットによる遠隔ライブ形式で開催されました。
 LEGO社のMindstormsを使ったロボット競技会は国内外で多数開催されていますが,スマート移動型&自律型ロボットトーナメント(Smart Mobile & Autonomous Robot Tournament;略称 SMART)は,日本国内で開催されている競技会の中では最も歴史のある大会で,今年で第20回の記念大会を迎えました。また,今年からマレーシアの大学からの参加もあり,国際大会として開会式,閉会式は阿南光高等学校 国際外国部の司会進行で行われ,競技進行もすべて英語により行われました。
 今年の競技課題は「TORCH RELAY」。競技時間(3分間)内に,競技フィールドに配置された10個のペットボトルのキャップの上に置かれたピンポン球をできるだけ多く,5本の飲料缶の上に置く競技です。競技時間終了時点において,ロボットが保持しているピンポン玉の個数,5本の飲料缶の上に置かれたピンポン玉の個数に対して与えられるポイント,ロボットの一連の動作に対して与えられるポイントの合計で勝負を競います。
 2021年は東京オリンピックイヤーなので,聖火リレーに見立てた競技課題となっています。
 本校のLego研究会からU-18部門に「RMK -佐野美幸さん(1年)他」,「Tottokoregotarou -原田真希さん(1年),森上紗英さん(1年)-」,一般部門に「Legomusume Smartderby -江口魁人さん(4年),坂井卓さん(4年),添木佑翔さん(4年)-」の3チーム7名がエントリーしました。試合は両部門ともトーナメント形式で行われ,「RMK」は2対3で惜しくも初戦惜敗,「Tottokoregotarou」は1回戦で練習通りポイントを獲得し,その勢いに乗りたいところでしたが2回戦では一歩及ばす敗れました。それでも堂々のベスト4を飾りました。一方,練習では安定して順調に得点をあげていた「Legomusume Smartderby」は,本番でまさかの機体トラブルに見舞われ,練習の成果を発揮することができませんでした。敗れはしたものの,今大会では自分たちの練習の合間を縫って初出場となる後輩達のサポートをするなど,先輩としての頼もしい姿も見られました。来年こそは良い結果が得られるのではないかと期待しています。
 今後ともこれまでと同様にご支援いただきますよう宜しくお願い致します。

<大会の模様>

<競技の様子 左からRMK,Tottokoregotarou,Legomusume Smartderby>
    

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