1年生を対象とした「知的財産教育セミナー」を開催しました。

 令和3年12月2日(木)、創造技術工学科の1年生(161名)を対象に、日本弁理士会による知的財産教育セミナーを開催しました。本セミナーでは、現役弁理士6名による知的財産に関する基礎的な講演と、演習を実施していただきました。
 講演では、和田弁理士より「特許権の取得から特許権侵害を巡る攻防まで」という講演題目で、最近の特許訴訟の紹介とおにぎりパックを題材にした特許権侵害に関して紙芝居形式を含めてわかりやすく講演していただきました。
 演習では、豊栖弁理士、城田弁理士、西山弁理士、大森弁理士、丹生弁理士より、鉛筆を題材にした発明に関する簡単な講義のあと、発明トレーニング(演習)として「歩きスマホを防止する発明」について4人1グループで話し合い、まとめたアイデアの発表を行いました。
 受講した学生たちは、身の回りにある知的財産に「触れる」ことで、いままで意識していなかった知的財産に「興味」を持つとともに、普段の生活の中で発明を意識した創造的な活動ができることおよび他人のアイデアや発明に対して尊重する倫理観を養う良い機会となりました。