地域貢献活動(公開講座)

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公開講座
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出前授業

micro:bitを使った走行車を作製しよう 全2回

  • 実施日:令和 5 年 7 月 16 日(日) 9:00~13:00
  • 実施日:令和 5 年 7 月 23 日(日) 9:00~13:00
  • 担 当:立石 清

 Tinkercadと呼ばれるWeb上で操作するアプリを用いて、ロボット(走行車)のシャーシやタイヤ等の各種立体モデルを積み木感覚で作製し、micro:bitコンピュータを使用して所望の動きをプログラミングする体験を上記日程で実施しました。これにより、ロボット製作に必要な技術を一通り体験することができました。1回4時間という長時間の講座でしたが、受講者全員粘り強く作業をすることができていました。ロボット制御やプログラミングでは難しいものもあったのですが、試行錯誤を繰り返すことで所望の動作を実現させることができました。今回の体験を基に、ものづくりの楽しさを実感し工学への興味を持って頂けたのなら幸いです。

技能検定 機械検査 3 級 対策講座

  • 実施日:令和 5 年 5 月 13 日(土) 9:00~13:00
  • 担 当:立石 学

公開講座「技能検定 機械検査 3 級 対策講座」を5月13日(土)に実施しました。本講座では、はじめに検定の内容について紹介した後、実技の内容を説明・実演しました。受講生の方は使い慣れた工具もあれば、日常的には行っていない作業もあり、改めて工具の構造や扱い方を認識されながら実習に取り組まれていました。なかなか講座の短い時間内では完璧にこなすことは難しいですが、今後の練習で精度・スピードを向上させていただきたいと思います。
後半では学科の内容について確認を行いました。計測に関連した検定であるものの、学科の出題内容は幅広く初見で満点は難しいです。本講座では、今後の自学自習での勉強の仕方を説明しました。そのあとの残り時間で実技の反復練習を行いました。 受講生の方には今回の講座を活かして、是非検定にチャレンジし合格を掴んでいただき、来年度以降に2級以上へも挑戦していただきたいと思います。そのサポートができるよう、私も来年度には1級の対策講座を新設できるよう準備いたします。

技能検定 機械検査 3 級 対策講座

  • 実施日:令和 4 年 12 月 10 日(土) 9:00~13:00
  • 担 当:立石 学

公開講座「技能検定 機械検査 3 級 対策講座」を12月10日(土)に実施しました。本講座では、はじめに検定の内容について紹介した後、実技の内容を説明・実演しました。受講生の方は使い慣れた工具もあれば、日常的には行っていない作業もあり、改めて工具の構造や扱い方を認識されながら実習に取り組まれていました。なかなか講座の短い時間内では完璧にこなすことは難しいですが、今後の練習で精度・スピードを向上させていただきたいと思います。
後半では学科の内容について説明し、過去の問題について解説を行いました。計測に関連した検定であるものの、学科の出題内容は幅広く初見で満点は難しいです。本講座では、今後の自学自習での勉強の仕方を説明しました。 受講生の方には今回の講座を活かして、是非検定にチャレンジし合格を掴んでいただき、来年度以降に2級以上へも挑戦していただきたいと思います。そのサポートができるよう、私も来年度には1・2級の対策講座を新設できるよう準備いたします。

micro:bitを使ってLegoブロック(ロボット)を遠隔操作してみよう

  • 実施日:令和 4 年 7 月 24 日(日)13:00~16:30
  • 担 当:立石 清

WEBアプリ「Microsoft MakeCode for micro:bit」を利用したプログラミング体験を上記日程で実施しました。講座受講者は、4名の中学生でした。プログラムの基本動作である
①順次実行
②条件分岐
③条件反復
について学習した後、micro:bitコンピュータによるLEGOロボット制御や外部端子を利用した電圧測定などを体験して頂きました。AD変換値から実際の物理量である電圧に変換したり、電気を通しやすい水溶液や通しにくい水溶液を調べたりと、難しい課題でも全員が真剣に取り組むことができていましたので、良い体験ができたのではと思っています。今回の体験で、ものづくりの楽しさを実感し工学への興味を持って頂けたのなら幸いです。

小さなコンピュータを使ってプログラミングを体験してみよう

  • 実施日:令和 4 年 7 月 23 日(土)13:00~16:30
  • 担 当:立石 清


WEBアプリ「Microsoft MakeCode for micro:bit」を利用したプログラミング体験を上記日程で実施しました。講座受講者は、12名の小学生、3名の中学生の合計15名でした。プログラムの基本動作である
①順次実行
②条件分岐
③条件反復
について、保護者の方と一緒にプログラミング体験を行いました。使用したmicro:bitコンピュータは、子供向けのプログラミング教育用に作られたコンピュータで、図形や文字が表示できる5×5ドットLEDや光・音・加速度など様々なセンサが搭載されており、アイディア次第で色んなことができることを体験して頂きました。
講座時間が3時間以上と小学3,4年生には少し長時間ではあったと思いますが、難しい課題を真剣に取り組むことができていたので、良い体験ができたのではと思っています。今回の講座を体験することで、ものづくりの楽しさを実感し工学への興味を持って頂けたのなら幸いです。

化学実験でみつけよう自由研究の種!

  • 実施日:令和 3 年 7 月 17 日(土) 9:00~12:30
  • 担 当:東、佐々木、高瀬

公開講座「化学実験でみつけよう自由研究の種!」を,7 月 17 日(土)に実施しました.受講生は小
学生高学年と中学生の計 10 名でした.小学 4 年生から中学 1 年生と年齢の幅はありましたが,受講生の
みなさんは,熱心に講義に耳を傾け,積極的に実験に参加していました.
今回の講座では,以下の 4 つの実験を行いました.
1. アミラーゼによるデンプンの分解
2. ヨウ素デンプン反応を用いたデンプンの識別
3. パックテストを用いた飲食物に含まれる COD 分析
4. バイルシュタイン反応による塩素の検出
これらの実験は,自由研究のテーマ選びのヒントとしてもらうために,特別な試薬や高額な分析機器
を使用せず,「身近に手に入るもので化学実験を行う」をコンセプトとして実施しました.実験は,初対
面の人同士でペアを作ってもらい,2 人 1 組で行ったのですが,みんなきちんと協力して実験に取り組ん
でくれました.小学生には少し難しい点もあるかなと考えていましたが,受講生のみなさんが説明を真
面目に聞き,2 人で協力して実験を進めてくれたおかげで,進行も非常にスムーズでしたし,理解度も非
常に高かったです.バイルシュタイン反応実験の前に行った炎色反応の実験では,これまで見たことの
無い炎の色に実験室の所々で歓声があがっていました.
今回の講座では,特別な器具や試薬を使わなくても,家にあるもので十分に化学の実験を行う事が可
能であること,ならびに自分の体内でも様々な化学反応が起こっていること等を学んでもらいました.
今回の講座に参加してくれた受講生のみなさんが,化学や工学に興味を持って阿南高専に入学し,将来
技術者として羽ばたいてくれればと思います.

「これからはじめる AI による画像分類プログラミング

  • 実施日:令和 3 年 6 月 12 日(土) 13:00~17:00
  • 担 当:川端、遠野

公開講座「これからはじめる AI による画像分類プログラミング」を 6 月 12 日に実施しました.本講座でははじめに概要を説明した後,サンプルプログラムを動かしながら人工知能の仕組みを学ぶ講座であり初心者向けとなっていました.受講した 4 名は慣れないプログラム開発環境 google colaboratory やプログラミング言語 Pyhotn に戸惑いながらも真摯に取り組み,画像を分類するプログラムを動作させていました.
講座の中で作成した学習モデルを変更し,画像認識の精度向上を行ってもらったところ非常に苦戦しているようでした.はじめて AI プログラムに触れるといくことで大変苦労されたことと思いますが今日学習した内容が少しでも今後の学習に役に立てれば幸いです.

ロボットカーセミナー~障害物回避編~

  • 実施日:令和元年12月7日(土) 13:00 – 16:30
  • 担 当:川端

令和元年12月7日(土)に「ロボットカーセミナー~障害物回避編~」を実施しました。本講座はロボットカーの製作に必要なモーター,距離センサー等の説明にはじまりArduino pro miniへの配線,プログラムの入力といったロボットカーの製作に必要な知識を網羅した内容になっており比較的難易度の高い講座となっています.特にプログラムはある程度の知識を必要とするものでした.
はじめてArduino言語を学ぶ受講生は今回のセミナーは難しいと感じたと思います.しかし課題に対して真面目に取り組んでくれました.この経験はきっとものづくりをする時に役に立つと考えています.
今回製作するロボットカーは進行方向に障害物があるとそれを避けて進みます.お掃除ロボットに搭載されている機能を簡略化したものでプログラムを高度化させることでお掃除ロボットのような動きに仕上げることもできます.
現在はロボットの製作をするためのデバイスが市場に多く出回っており開発の敷居も下がっています.その代表的なものがArduinoであり,インターネットに接続できるデバイスも安価に手に入るようになりました.これらのデバイスを使いものづくりを行うホビイストも増加傾向にあります.今後もものづくりのノウハウを提供する講座を続けていきたいと思いますので興味のある方はぜひ参加ください.

IoTセミナー~Raspberry pi の初期設定~

  • 実施日:平成30年12月8日(土) 13:00 – 17:00
  • 担 当:川端,松下

平成30年12月8日(土)に「IoTセミナー~はじめてのRaspberry piの初期設定~」を実施しました。本講座はRaspberry Pi をはじめて使う方を対象に初期設定方法からはじまり,Linuxの基礎,およびPythonプログラムの基礎を学ぶ初心者にとって盛りだくさんの内容で受講生は苦労するだろうと思っていましたがとてもスムーズに講座が進行し,時間が余るという事態に陥りました.それは受講生はやる気があり空き時間にカスタマイズを行うなど教える側としても楽しい時間を過ごすことができました.
Raspberry Pi はその堅牢性,性能の高さ,応用範囲の広さからIoTの分野のみならず教育,企業の開発デバイスとしても活用されており現在欠かすことのできないデバイスとなっています.Raspberry piを使いこなすことができると自らがメーカーになり,企業できるといっても過言ではありません.
今回は初級編ということで基礎的なことを行いましたが人感センサーとLEDを使ったプログラミングにも挑戦していただきました.受講生は概ねプログラミングに戸惑うことなくいとも簡単に完成させてしまいました.もし自宅等でRaspberry piを使ったデバイス作りにチャレンジすると完成度の高いデバイスを作ると思います.
今回学んだことを生かし,Raspberry Pi を使って創造的なデバイスを作ってみてほしいと思っています.

電子工作セミナー~はじめてのスピーカー・アンプ作り~

  • 実施日:平成30年8月4日(土) 13:00 – 16:30
  • 担 当:川端,立石(清)

平成30年8月4日(土)に「電子工作セミナー~はじめてのスピーカー・アンプ作り~」を実施した.本講座ではスピーカーから音が出る仕組み,およびアンプの役割,ハンダ付けを学習しその後実習を行う.スピーカーは実用的に使えるようにヨークと呼ばれる磁石の力を制御するための鉄を組み込んだ本格仕様である.
スピーカーの部品であるボイスコイルは各受講生が作ることにしており受講生にとって難関のひとつである.今回の受講生も苦労している様子であったがなんとか全員作り上げることができた.
アンプの製作ではハンダ付けを行う必要があるが受講生は一人を除き使ったことがないとのことで時間を割いて説明を行った.最初は持ち方も危なっかしいくやけどをしないか心配だったが徐々に慣れていき終盤になると夢中で作業していた.
スピーカーとアンプの製作で最も緊張する場面は音を出す時である.いままで行った作業に問題がなければ音が出る.スピーカー製作後の音出しは全員一回目のテストで音が出た.アンプはハンダ付けがうまくいかない受講生を手伝いながら個別の音出しテストとなったが全員無事音が出た.自分の音楽プレーヤーを取り出し好きな音楽を鳴らしはじめる受講生も現れた.
スピーカー,アンプの製作を通して電気・磁気の不思議を感じたと思う.この不思議に感じることや楽しいと感じることは工学への興味につながる.なにかひとつでも不思議,楽しいと思ったなら本講座を開講してよかったと思う.どこかで製作したスピーカーを使って音を楽しんでくれていることを願うばかりである.

鋳造(ちゅうぞう)技術でキラキラ石鹸作り

  • 実施日:平成30年7月22日(日) 9:00 – 12:00
  • 担 当:佐々木,東,松下,立石(学)

公開講座「鋳造(ちゅうぞう)技術でキラキラ石鹸作り」を,7月22日(日)に実施しました。受講生は小学校2~4年生の計10名でした。受講生たちは、熱心に講義に耳を傾け、積極的に取り組んでいました。
シリコン型やプラスチック粘土を用いた型へ、思い思いにカラフルな石鹸を鋳込み、鋳造の工程を体験しました。低融点金属である錫を使った鋳造工程を見学し、直前に触れて硬さと重さを体験していた錫が液状に溶解する様子に興奮していました。その後、型への鋳込み工程も見学し、記念品としてキャラクター型に鋳込んだ鋳物も持ち帰って頂きました。
また、追加で実施した炎色反応実験では、カラフルな色の炎に興味を示し、「きれいな色!」と驚きの声があがり、とても楽しそうに実験を行っていました。
今回参加してくれた受講生が、様々な工学の分野に興味を持つきっかけになってくれれば幸いです。

電子工作セミナー~はじめてのスピーカー・アンプ作り~

  • 実施日:平成29年8月5日
  • 担 当:川端,立石(清)


平成29年8月5日(土)に「電子工作セミナー~はじめてのスピーカー・アンプ作り~」を実施しました。本講座ではスピーカー,およびオーディオアンプの仕組みをできるだけ噛み砕いて解説し,その後製作という順番で講座を進めました.
スピーカー作りではボイスコイルの製作が比較的難易度が高くきれいに出来ないことが多いが今回の受講生は慎重に製作していたこともあり比較的順調に製作しているようであった.マグネット部分の製作は接着剤の選択ミスにより完成までに時間がかかってしまいご迷惑をおかけしました.
アンプの製作ではハンダ付け作業もあったが保護者も交えて悪戦苦闘しながらも楽しく作っているように見え,ほほえましく感じました.
本講座の最終目標はスピーカーから音を出すことであるがやはり自身で製作したスピーカーから音が出ることは楽しいようだった.今回の経験を通じてものづくりの楽しさ,醍醐味を少しでも感じていただけたのなら本講座は成功したといえる.家に持ち帰ったアンプとスピーカーで好きな音源を鳴らして楽しんでいただければ幸いです.

やってみようデンプンで化学実験!

  • 実施日:平成29年7月23日
  • 担 当:東,立石清,立石学,松下,佐々木


 公開講座「やってみようデンプンで化学実験!」を,7月23日(日)に実施しました.受講生は小学生高学年と中学生の計10名でした.小学4年生から中学3年生と年齢の幅はありましたが,受講生たちは,熱心に講義に耳を傾け,積極的に実験に参加していました.
今回の講座は,特別な試薬や高額な分析機器を使用せずに,身の回りで手に入りやすいものを用いて,しっかりとした化学実験を行うことをテーマとしました.最初の実験では,だ液に含まれるアミラーゼによるデンプンの分解反応についての実験を行いました.2つめの実験として,ヨウ素デンプン反応を用いたデンプンの識別実験を行いました.実験は,初対面の人同士でペアを作ってもらい,2人1組で行ったのですが,みんなきちんと協力して実験に取り組んでくれました.内容的に,小学生には少し難しい点もあるかなと考えていましたが,受講生のみなさんが説明を真面目に聞き,2人で協力して実験を進めてくれたおかげで,進行も非常にスムーズでしたし,受講者の理解度も非常に高かったです.また,追加で実施した炎色反応実験では,カラフルな色の炎に興味を示しながら,熱心に溶液中に含まれる金属元素の分析を行っていました.
今回の講座では,特別な器具や試薬を使わなくても,家にあるもので十分に化学の実験を行う事が可能であること,ならびに自分の体内でも様々な化学反応が起こっていること等を学んでもらいました.今回の講座に参加してくれた受講生が,化学や工学に興味を持って阿南高専に入学し,将来技術者として羽ばたいてくれればと思います.